府中郷土の森博物館(歴史編)


敷地内には江戸東京たてもの園と同じ様に歴史ある建築物が多数展示されています。ここは、府中町役場庁舎昭和59年まで利用された建物だそうです。



大正10年に竣工したという建造物で、2階に上がると議場と書かれた部屋があります。



部屋に入りその天井を見ると、四隅の換気口が凝った意匠を見せていました。歴史的な建造物には、この様な職人気質が至る所に見られます。



こちらは旧田中家住宅府中宿の大店として幕末から明治にかけて栄えた商家だそうです。明治天皇もご利用になったとか・・・。



子どもをさしおいてでも見ておきたかった旧府中尋常高等小学校校舎。延床面積は5,870m2に達し、当時北多摩郡随一の規模を誇っていたそうですが、現在はその中心部分のみが復元されています。



小学生の頃、こんな廊下を友達とでふざけあったりしていました。教室には廊下側にも窓があるので、授業参観時は親が群がっていましたが、そんな光景は既に見られません。授業参観では親の姿を見つけて浮き足立っていたのでしょう、、、得意満面で手を挙げたら当てられて、しかも答えに窮して恥をかいたりもしました(笑)。あの時は、家に帰ってから絞られたなぁ・・・。



何人の子ども達がこの机で学んだのでしょうか。木製の机には落書きが沢山、通り過ぎていった人たちの思い出が刻み込まれています。



自分にとっては懐かしい校舎も、子ども達にとっては学校の怪談などの異世界の舞台。歩き回る座敷童たちは、「ここで先生の首が伸びて・・・」などと別の意味で楽しんでいました。



昭和浪漫かぁ・・・、と外に出てから校舎を見上げてしまいました。懐かしいけれども、自分にとってはそんなに遠くはない過去の世界。更に暫くの年月が経ったら、その時にはどの様に映るのでしょうか。


Editor CABEZÓN